今朝の新聞にこんな記事を見つけた。
「1・5!」。
昨年の世界スプリント選手権で結城コーチは小平に叫んだ。
コーチは1周のラップを選手に知らせるためにバックストレートに立つ。
だが、この数字はラップタイムではない。
腕を振るリズムだ。
腕を「イチ、ニ」ではなく「イッテンゴ、ニ」で振れ、との意味だ。
「テンポを遅らせ、ためをつくることで伸びる瞬間がある」と小平は明かす。
他にも「チェンジレバー」や「スイッチ」・・・。
2人の間に存在する「魔法の言葉」。
速くなるための技術を言葉に置き換え、高めてきた。(朝日新聞)
なるほど。
言葉ってそういうこともできたんだなあ。
言葉って銀メダルもゲットできるチカラがあるんだなあ。
いやあ、言葉ってすごいと思いました。
その逆の言葉もありましたね。
「お前に日本中の期待がかかっている!」
日本中の期待。
この言葉が重圧となって命を落としてしまったオリンピック選手もいました。
言葉ってこわいね。