床入り問題。

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少し前に、いわきのお友だちから「粕漬けの魚介類」をいただいた。

それがすっごくおいしかった。

不織布の袋に入った「粕床」は、まだ何回かは使えるということだったので、さっそくそれに「めぬけ」の切り身を漬けてから焼いてみた。

これがまた最高においしかった。

「床」はいい。

「とことん」いい。

そう思った。

で、今は「味噌床」にもはまっている。

「秋じゃけ」の切り身、サイコー!

今度は「豚のロース」漬けて「ブタ味噌焼き」をいただくんだもんね~。

さて、「床」は「床」でも、今日の話題は「床入り問題」である。

つまりそれは「初夜」のことである。

別に問題でもなんでもない。

むしろよろこばしいことである。

韓国では伝統的に「新婚初夜覗き」という新婚初夜の寝室を覗き見する風習があった。

新婚初夜には親戚や近所の人々が寝室の障子に穴を開けて、中を覗き見するのだそうだ。

こっちのほうが問題だ。プライバシーの問題。

だが、もっと問題なのは、今どき「新婚初夜」なるものが果たしてあるのだろうか、という問題である。

「床入り」のはるか以前に既に「床入って」いるのであるからして、困ったことになるわけである。

この場合、韓国の「新婚初夜覗き」の立場はどうなるか?

障子に穴を開けて覗いている親戚や近所の人たちの立場はどうなるか?

う~ん。

どう考えてもそれってスリルないっしょ。

面白くもなんともないっしょ、そんなの。

「かあちゃん、俺たちよりすげえなあ」

「とうちゃん、帰ろ」

みたいな。。。

「伝統」が廃れた理由が分かったわ。

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