「殿」という言葉

GTNこと、めいっこのナオちゃんが結婚する。

GTNとは「Great Teacher NAO」のことで、偉大な先生のナオちゃん、という意味の僕が付けた称号。

何のことはない。「グレートティーチャーオニヅカ」(GTO)のパクリである。

ナオちゃんは小学校の先生なのです。

「あんなにちっちゃかったナオコがねえ・・・」とは、あんなにちっちゃかった頃から見てきた妻の弁。

僕の初対面の時もたぶん中学生ぐらいだったんじゃないだろうか?

ミュージカルに出ていたナオちゃんを見た記憶がある。

あれから、そうか、そんなにたったのか!

だもん、こっちは老いぼれるわけだよなあ。

さて、

僕の子どもたちも含めて、おいっこ、めいっこ総勢9名の中で、結婚のシンガリとなるナオちゃん。

シンガリという言葉。

漢字では「殿」と書く。

手っ取り早く「goo国語辞書」から引用するとこう説明がある。

《「しりがり(後駆)」の音変化》

1 退却する軍列の最後尾にあって、敵の追撃を防ぐこと。また、その部隊。「隊の殿をつとめる」

2 隊列や順番などの最後。最後尾。「殿に控える」

ついでに類語は「びり どんじり」、関連語は「どんけつ びりっけつ」とある。

殿ってそうだったのね。びりっけつ、どんけつだったのね。

それはそーと、今回僕は、たぶんこれが人生最後の登場になるであろうタキシードを着る。

妻が丹念に、ウイングカラーのワイシャツにアイロンをかけてくれた。

バタフライとカマーバンドのグリーン色に合わせて、

カフスは洒落オツだった亡き義父が愛用していたものにした。

妻はもちろんとっておきの「勝負着物」で臨む。

さあて、あと1週間。

あんなにちっちゃかったナオちゃんが大学の同級生だったK君と結婚する。

GWNになってほしい。(WはもちろんWIFEである)

これからは「グレートワイフ」にもなってほしいものだ。

そんなわけで、おじおばの用意は全て整った、

かに見えた。

が・・・

実は今朝、鏡に写った顔の巨大さと丸さに唖然!

続けて体重計に載り、その目盛りの振れに驚愕!

2人して顔を見合わせ呆然自失。

駄目だ駄目だ駄目だ。

だ、だ、だ、ダイエットせねば!

これではナオちゃんに叱られる!!!

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