50を過ぎたころから一気に老いを感じ始めた。
ボクの場合、老いは「痛い」と同意語である。
いろんなところが痛み出したのだ。
腰痛。
五十肩。
歯。
尿管結石。
どれもこれも痛いものだらけだ。
そして今、「鼻」をやられた。
気温がマイナス3度を下回ると確実に壊れる。
口がなかったら1分以内に確実に窒息死する状態になる。
そこで、つい先日、耳鼻科に行った。
そこで執り行われた施術の痛かったこと痛かったこと。。。
ハナタケなるものがニョキニョキ副鼻腔に生えていたそうで、それを、
ボキッ!
ボキッ!
と、まるで筍狩りにでも行ったみたいに抜き取られた。
麻酔をしていたが痛かった。
ああ、どうしてボクはこうも、痛いことに縁があるのだろう。
前世でよっぽど悪いことしてたのだろうか?
老いは痛みとともにやってくる。
今度はどこが痛くなるのかな?
やだやだ。
そして「痛みの人」は最後には、ジョージ・バーンズさんが言うように、「忘れる人」になっていくのかな?
ボケの初めは名前を忘れ、そして顔を忘れる。
次に、チャックを上げるのを忘れ、終いには、チャックを下げるのを忘れる。
ああ、やだやだ。
本当にやだ。