今日は「鍋しぎ」なるものを食う。
「鍋敷き」ではない。あんなもん、食えません。「鍋しぎ」です。
で、「鍋しぎ」とはなんぞや?
なすを縦に切り、練り味噌を塗って焼く「味噌田楽」を、江戸では「しぎ焼き」とも呼んだ。鍋を使って作るしぎ焼きの意で鍋しぎという名前がついた。
「しぎ」というのは、調理されたなすの形が鴫(しぎ)に似ていることから、あるいは切り取ったなすのヘタが鴫(しぎ)の頭部に似ていたからとか言われる云々。(ウィキ)
調理されたなすの形?
切り取ったなすのへた?
どこが?
どこが似てます? 鴫(しぎ)に。
ちなみに鴫(しぎ)ってこんな鳥なんですけど。。。
なすのへたは、どっちかというと「ペンギンの頭」か「かっぱの頭」によく似てます。
そういう意味では、「鍋ペンギン」とか「鍋かっぱ」と言ってくれたほうが説得力があったかもしれない。
「そうね、へたね。確かに似てるね」みたいな感じで、受け入れられやすかったはずだ。
いや、どうしても「しぎ」だ! と言うならば、「調理されたなす」ではなく、「調理前のなす」のほうだろう。それなら似てなくもない。
「鍋しぎ」という料理、なかなかミステリーで奥が深い。
そんなわけで、今日は「鍋しぎ」を食いますが、うちではピーマンも入れるので、やっぱり「鍋かっぱ」と呼ぶことにいたします。
(追記)これが、うちの「鍋かっぱ」! いや「鍋しぎ」です。
こんにちは。元々は鴫肉を茄子に詰めた料理でしたが、随分前に茄子料理に名前だけ残るようになったとのことです。
老婆心とは思いますがコメントしてしまいました。
NHKのサイトより。
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/uraomote/058.html
もちもちさん、ありがとうございます!
ご紹介いただいたNHKのサイトも見させていただきました。
そうだったんですね。
料理に歴史あり。
まだお彼岸前なのに、
早くも鍋しぎを食べたくなっている食いしん坊です。
重ねてコメントありがとうございました!