うっとり(副)
他のものが一切念頭から無くなるほど、そのものの魅力や快さに浸りきってしまっていることを表わす。
「時間が彫り上げたような見事な体格に、和香子はうっとり目を細めた。(略)」(新明解国語辞典:第4版)
浴衣を着て、妻が奥の座敷で踊っている。
6歳からやっている日本舞踊である。
ボクはうっとりとそれを眺めている。
時間が彫り上げたような見事な体格に、ヤスシはうっとり目を細めた。
ちょっと、どこ見てんのよ!
それにしても、端唄っていうんですかね。
こういうのがちょっと遠くから流れていて、時々足袋が畳をする音が聞こえたり、扇をパンッと開く音なども混じって、誠に優雅な時間が流れています。
他のものが一切念頭から無くなるほど、そのものの魅力や快さに浸りきってしまっているわけです。
風流やねえ。。。
おつやねえ。。。