今日は「四月ばか」である。
「うそ」をついたり、いたずらをしてもいい日だ。
なぜ「四月ばか」と言うのか、ボクは「ばか」なので分からないが、「うそ」にまつわる話は結構多い。
まず思い出すのは「うそ」を歌ったあのナカジョーさん。
折れた煙草の吸殻で、浮気相手に「うそ」を見抜かれたおじさんだ。
いつも「うそ」ばっかりついていたオオカミ少年は、やがて本当のことを言ってもみんなに「うそ」だと思われて大変な目に遭った。
うそつきはドロボーの始まり。
このことわざはどーか?
ちょっとビミョーに違ってる感じがする。
うそつきが高じていけばいけば、「ドロボー」というよりは、どちらかというと将来的には「詐欺師」になるのではないだろうか?
ドロボー業は、どちからというと手先が器用な「すり」とかのほうが前職としては適合しているような気がする。
手先が器用か、口先が器用かで、この稼業の適材適所が決まってくるような気がする。
さて、ボクの場合はどうか?
手先系か口先系か?
言うまでもない。
手先系である。
こういう仕事柄、口先が疲れることよりも手先が疲れることのほうが圧倒的に多い。
妻などは「テニスひじ」にさえなっている。
したがってボクたちは手先系「ドロボー系」職業人ということになる。
逆に口先系の「うそ」が苦手だ。
悔しい。
今日は「うそ」をついても罪にならない日なのに、その「うそ」が一つも出てこないのだ。
朝からず~~~っと考えているのだが、気の利いた「うそ」が全然出てこない。
たった一つ出てきた「うそ」はこれ。
や~い、お前の母ちゃん出~べ~そ!
これは「うそ」なのか? 「ほんと」なのか?
きっと相手によるだろう。
言われて怒ったヤツの母ちゃんはホントに「出べそ」に違いない。
オタクの母ちゃんどうですか?