毎年恒例になっていた年に二度の義母の来秋。
去年の秋も転居の祝いを兼ねて来てくれ、マンションの12階から見る景色に感動していた。
それで、春もまた!
と意気込んでいたのだが、コロナ。
少し前、脈拍の乱れで救急車で搬送される騒ぎもあった。
なので、今年の来秋はかなり危ぶまれていた。
でも来た。
来てくれた。
義姉に付き添われながら、ガラガラの秋田こまちに乗って、9カ月ぶりの秋田のホームに降り立ったのは7月6日だった。
義兄夫婦がクルマで迎えに来るのは13日。
もっぱら家で3人で「おしん」を見ているだけなのだが、本人は充実しているようだ。
朝5時、こうしてマイルームから聞こえてくる高いびきが、それを証明している。