歯磨きのチューブ。
わさびのチューブ。
フェイスウォッシュのチューブ。
チューブというものはいろいろある。
フィニッシュは、皆さん、どうしてますか。
最後の使い終わり。
「最後、捨てるよ」と言いますか。
やっぱりそうですか。
そうですよね。
私たちも捨てます。
そりゃあ、捨てますけど、ただでは捨てない。
あっさりなんか捨てない。
「ああ、もう駄目だ」から始まって、
「いやいやまだ出る」
「さすがにもう駄目かと」
「なんのなんの、南野ようこ」
「ほら出た、ほら出た、出たほいさっさ」
「もう無理でしょ、なんぼなんでも」
「いやいや、こうしてこうして・・・」
「ほら出た、あ~、手いてえ!」
こんな会話を繰り返すこと数十回。
最後の最後は、手を傷めるか、チューブを壊すかの究極の選択に及ぶ。
そして、それぞれ、絞りに絞った最後の1ミリを出す。
これぞ「出す」ではなく「出し切る」という境涯。
してやったり、この快感!!!
それにしても、わしら、なんて貧乏性。