ボクが通っていた歯医者さんから届く「未来健康通信」というものに、こんな問題が載っていました。
■問題
次の太字部分は日本語として間違った表現です。
正しく直しなさい。
①こぼれんばかりの愛想をふりまく。
②仕事が煮詰まってイライラした。
③私では役不足ですが、司会の大役を務めさせていただきます。
④寸暇を惜しまず仕事をする。
⑤バーゲン会場は、上へ下への大騒ぎだ。
⑥今度こそ雪辱を晴らそうと意気込む。
⑦彼に頼みごとをしようにも、取りつく暇もない。
⑧商売をおざなりにしたので店が傾いた。
⑨その歓迎会は、いやが応にも盛り上がった。
⑩組織の秘密が明るみになる。
■解答
①愛嬌→「愛想がいい」といいます。ふりまくのは「愛嬌」。にこやかでかわいらしいこと。
②息詰まって→「煮詰まる」は、十分な議論の後、結論が出る状態になったこと。
③力不足→役目が軽過ぎる場合には「役不足」となる。
④寸暇を惜しんで→わずかな暇も大切にして打ち込むということです。
⑤上を下への→上にあるべきものを下へ、下へあるべきものを上に入れ替えてしまうほどの混乱状態。
⑥雪辱を果たそう→屈辱を晴らす、と混同しないようにしましょう。
⑦取りつく島もない→「島」は、頼りになるものという意味。
⑧なおざり→「おざなり」は、その場逃れの言動やいい加減なこと。「なおざり」は、おろそかにして放っておいたこと。
⑨いやが上にも→「否が応でも」好むと好まざるに関わらず、と混同しがち。
⑩明るみに出る→隠されていた事実が明るい場所に出て知られるようになること。
いやあ、新春から随分まつがってしまった。。。
あなたはどうですか?