さんすうとこくご。
どっちがエラいか?
算数の「3」というものを国語で表現するとこうなる。
みっつ【三つ】
その物の数が二つより一つだけ多いことを表わす。
また、構成要素の数が二つより一つだけ多い物の集まり。(新明解国語辞典:第4版)
じゃあ、国語の「愛」というものを算数で表現できるか?
そういう公式はありますか?
ありませんね。
はい、国語の勝ち!
と終わりたかったんだけど、こんな公式がありました。
オイラーの公式。
e(累乗πi)+1=0
『博士の愛した数式』に出てくるもの。
博士はこう言っています。
果ての果てまで循環する数と、
決して正体を見せない虚ろな数が簡潔な軌跡を描き、一点に着地する。
どこにも円は登場しないのに、
予期せぬ宙からπがeの元に舞い下り恥ずかしがり屋のiと握手する。
彼らは身を寄せ合い、じっと息をひそめているのだが、
一人の人間が1つだけ足し算をした途端、何の前触れもなく世界が転換する。
すべてが0に抱き留められる。
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算数(数学)もやるなあ。。。
と思ったんだけど、無味乾燥な公式に深〜い意味を与えているのはやはり「言葉」であった。
すなわち「国語」。
あらゆる学問の基礎は国語である。