きんじとう【金字塔】
〔どの方向から見ても、「金字」のように見える、四角錐のピラミッド〕
その方面・分野での不滅の業績。
「辞書の世界に輝かしい金字塔を打ち立てる」(新明解国語辞典:第6版)
夏の海の砂浜で、小学生のボクは、湿らせた砂で「金字塔」をこしらえるのに余念がなかった。
ミラミットの中には、小蟹を生き埋めにして残酷にも悦に入っていたものだ。
金字塔。。。
この3文字は、誰もが打ち立てたかった「立身出世」の目標でありシンボルであった。
月日は無情に流れ・・・。
ボクは大人になった。
オジンになった。
そして最近、こんな四文字熟語が脳裏をかすめるのだ。
酔生夢死。。。
なんと儚い言葉だろう。
すいせいむし【酔生夢死】
〔後世に名を残そうと思っていったんは発奮・努力を試みた人が〕
結果的には社会になんら貢献をせずに、無目的な一生を終えること。(新明解国語辞典:第7版)
ああ。。。