リーダーの「言葉のチカラ」が問われている。

今ほど、リーダーの「言葉のチカラ」が問われている時はない。

それは、とりもなおさず、その人を選んだ国民のレベルでもある。

「明日、より情愛をもって抱き合うために、今日は(人との)距離を取ったままでいましょう。明日より早く走るために。みんなが一緒にやれば乗り越えられる」(イタリアのジュゼッペ・コンテ首相)

「まだワクチンも治療法もなく、ドイツの人口の60~70%が感染する恐れがある」
「普段めったに感謝されることのない人々にも感謝の言葉を送らせてください。スーパーのレジ係や、商品棚を補充してくださる方々。彼らは現在、最も困難な仕事の1つを担ってくれています。仲間である市民のために、日々働いてくれて、私たちの生活を支えてくれてありがとうございます」(ドイツのアンゲル・メルケル首相)

「私は英国民に対して正直に言わなければならない。より多くの家族が、彼らの愛する人たちを寿命に先立って失うことになる。しかし、過去数週間にわたって言ってきたように、我々は現在実施している明確な計画がある」
全英の約3000万世帯に送付した書簡で、「事態はよくなるより先に、まずは悪くなる。それは分かっています」「私たちは適切な準備をしています。全員がルールに従えば従うほど、亡くなる人は減り、生活は元に戻ります」(イギリスのボリス・ジョンソン首相)

相談センターの電話番号を書いたパネルの前で会見し、『公衆衛生に携わる官僚や専門家は世界でもトップクラスで、医療施設も十分に準備できています』と何度も『プリペアード(準備はできている)』と繰り返した(ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相)

「恐怖はウイルスよりも有害です。恐怖は、インターネットでデマを拡散したり、マスクや食料品を買い占めたり、集団感染を特定の人々のせいにしたり、我々をパニックに陥らせ、状況を悪化させる可能性があります」と呼びかけ、「インスタントラーメンや缶詰、トイレットペーパーを買いだめする必要はありません」(シンガポールのリー・シェンロン首相)

それに対して、わが国日本。

記者の質問をはぐらかし真摯に答えない政治家。

言うだけ言って質問は受け付けない政治家。

質問をはぐらかされても、忖度しているのか再質問すらしない記者。

言葉の中身以前に、この国のリーダーやマスコミたちの心の底の貧しさに、つくずく悲しくなる。

そういう国づくりを許してしまったのは私たちだ。

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