サンドイッチと沢庵。

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サンドイッチの中に「沢庵」が忍び込んでいたらちょっと嫌かもしれない。

どうせなら「ピクルス」を挟んでほしい。

今日はそういう話ではなく、この2つの共通点のお話。

まず、言わずと知れた日本の食文化の象徴「沢庵」。

この辺(秋田県)では、これを「ガッコ」(雅香に由来)と言ってもてはやす。

(用例)「ガッコあれば酒のつまみも、おかずもな~んも要らねえ」

さて「沢庵」とは何か?

たくあん【沢庵】

〔沢庵漬け 沢庵は、製法を伝えた僧の名〕生干しの大根を塩を交ぜたぬかに漬けた漬物。たくわん。 (新明解国語辞典:第7版)

そうなのだ、沢庵は和尚さんの名前だったのだ。これは結構有名な話。

ちなみに、昨日12月24日(旧暦:12月1日)は「臨済宗僧侶、沢庵宗彭の誕生日」でもあった。

一方、「サンドイッチ」はどうか?

何かと何かを「サンド」する。。。みたいな使い方をするくらい、これは「挟む」という意味を表しているはずだ。

そう思うでしょ?

と~ころがギッチョン!

イギリスの貴族、第4代「サンドウィッチ伯爵」ジョン・モンタギューにちなんで付けられたものなのだそうで。。。

サンドイッチ伯爵というのは「官位」の名称で、人名ではないようですが。。。

なんでも、サンドイッチ伯爵が賭け事をしながら食事を取れるよう、パンの間にコンビーフや干し肉等を挟んだのがサンドイッチの始まりなんだそうで。。。

でも、これって結構有名な話だと言う人もいます。例えば妻などは。

ボクは知らなかったなあ。。。

ちなみに、サンドイッチ伯爵の子孫は抜け目なく今でも「サンドイッチチェーン」を展開しているようです。これも驚き!

それ以外にも、いろいろ諸説はあるものの、イタリアの画家であるヴィットーレ・カルパッチョにちなんだ料理が「カルパッチョ」だったり。。。

ロレーヌ公スタニスラスのためにコメルシの女性、マドレーヌ・ポルミエが作ったお菓子が「マドレーヌ」だったり。。。

ウラル地方で成功した貴族ストロガノフ家の家伝の一品であったとされる「ビーフ・ストロガノフ」だったり。。。

いろんな人名にちなんだ料理があるものですな。

余談ですが、実はうちにも発明人の名前を冠した料理があります。

妻が大好きな「椰子風うどん」と「椰子風ハンバーグ」です。

もちろん世界的に有名ではありませんが、なかなかのものですよ!

*「椰子」は「夏目椰子」というボクのペンネームから。

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