パイパン
〔マージャンで〕何も書かれていない、白いパイ。(新明解国語辞典:第6版)
なんだ、そうだったんだ。
安心して使っていいわけね。
というような言葉が「パイパン」ですね。よく分かんないけど。。。
ボクは麻雀にはまるで音痴なのですが、子どもが小さかった頃、「どんじゃら」というのにはまったことがあります。
あれはきっと麻雀の初級者向けというか、子ども用入門編みたいなものだったんでしょうけど、それはさておき。
麻雀で使う言葉を、麻雀をする人たちが雀荘以外の場で使っているうちに、一般的に普及した言葉は結構あります。
前掲した「パイパン」などもそうで、さすがの新明解国語辞典さんも、そこまでの深い考察はなかったようですが、ボクは誰に教えられたのか、小さいころから「パイパン」というのは「陰毛の生えてないあそこ」のことだと思っていました。
ボクの場合「パイパン時代」は小6くらいまでだったわけですけど。。。話を戻して、麻雀用語が一般的に意味を持つようになった例を少し書きますね。皆さん知ってると思いますよ。
あんぜんぱい【安全牌】(安パイ)
誰にも当たりを宣言されることのないような危険でない牌。
転じて、箸にも棒にもかからぬような些細な事柄。あるいは誰にも相手にされないこと、誰からも脅威を感じられることのない無難な人。
おーらす【オーラス】
「オーラスを迎える/遂に、オーラスになった」
麻雀の最後の戦いの場である南場四局を表す、オールラストの略。
転じて、物事の最終局面、あるいは最後の踏ん張り所を指す。
いっきつうかん【一気通貫】
麻雀の役の一つ。
一通りのモノをすべて揃えること。車マニアの間では、免許証のすべての枠欄を埋めるように免許を取得していること。
ちょんぼ【チョンボ/冲和/錯和】
間違い、失態、失敗、規則違反。
てんぱる【テンパる/聴牌る】
「奴はテンパったまま、何もできなくなった」
聴牌は和了りの一つ手前の状態。テンパるとは、その状態になること。
最終目的である和了りを目前にして、緊張したり手が詰まったり必要以上に思慮深くなり過ぎることから、一般用語では、平常心が保てない状態、あわてふためく様等を言う。
たまに、「ハイになる」等のクスリ用語と同義としても使う。
といめん【対面】
真向かいの席の人。
りゃんめん【両面】
「両面テープ、両面コピー」
麻雀では「両面」という字を「りゃんめん」と呼ぶので、一般用語に両面の文字がある言葉をこう呼ぶ。
れんちゃん【連荘】
元の意味は、荘家(親)が連続すること。
転じて、同じことが続けて起こること。
めんつ【面子】
「今夜の飲み会の面子は誰だ?」
元は和了を構成するために必要な牌の組み合わせの単位。さらに、麻雀ゲームを行うために必要なメンバー構成。
あるグループに集う参加者一人一人のこと。
まだまだたくさんありますよ。
なんか、こういう言葉を見ているだけで、麻雀がやり・・・
いやいや、ラーメンチャーハン食べたくなりました。