All it needs is courage, imagination and a little dough.
「必要なのは、勇気と、想像力と、そして、少しのお金だけさ」
映画『ライムライト』の中に出てくる有名な言葉。
お金のないボクらの座右の銘でもあり、あるいは自慰のフレーズでもある。
あの映画は音楽もいいし、いい言葉がたくさん散りばめられていた。
こんなセリフもあった。
Terry : Happiness…
Calvero : There is such a thing.
Terry : Where?
Calvero : Listen, as a child I used to complain to my father about not having toys and he would say this is the greatest toy ever created. Here lies the secret of all happiness.
テリー「幸せ・・・」
カルヴェロ「幸せはちゃんとある」
テリー「どこに?」
カルヴェロ「私が子どもの頃、親父におもちゃを買ってもらえないって不満を言うと、親父はいつもこう言った。『ここに人間が創り出した最も偉大なおもちゃがあるんだ』って。『ここに幸せの秘密があるんだ』って」
もちろん「ここ」とは、あそこのことだが、よからぬ勘違いするといけないので、映像をどうぞ。
「ここ」は、より良くより楽しく人生を生きていくための最大の武器だろう。若くてもいい大学出ても、それがないとつらいなあと思う。おもちゃを自分では創り出せないんだからね。
幸い、お金はないが、そこだけは何とか人並みにあるような気がしている。
ところで、ライムライトって何だっけ?
ライムライト〔limelight〕
「酸水素炎〔=酸素と水素の混合気体が燃えて発する炎〕を石灰の棒に吹き付けて出す、強い白色光。昔、舞台照明などに用いた。
〔人目をひくことや、人気・評判・名声の意にも用いられる。〕(新明解国語辞典:第4版)
なるほどね。
「ライムライト」と「名声」は同義だったのか。
確かにどちらも「一瞬の輝き」ではある。パッと光り、パッと消える。
それはそれで美しいと思う。
でも、そういうものに左右されない価値観もある。
カルヴェロ(チャップリン)の言葉を刻もう。