毎日「蚊取り線香」をたいて寝ている。
おかげでボクは、寝ていて蚊に刺されることはほとんどなかった。
それでも、朝方、グルグル渦巻きが消えてしまうと、蚊は満を持して勝負をかけてくる。
その一刺しに命を懸けて襲ってくる。彼らも必死なのだ。
その狙いはボクではない。
グーグー寝ている妻である。
朝駆けを掛けられた妻は、何か所も蚊に食われてしまった。
でも、蚊取り線香がたかれている間は決して襲ってこない。金鳥さん、おかげさまでありがとう。
さて、蚊にとって蚊取り線香のにおいとはどんなものだろう?
さぞや目に染みるのではないだろうか?
彼らはきっと「しみるしみる」と言って、地団太踏みながら涙を流しているのではないだろうか?
【蚊の涙】
「蚊の涙〔=きわめてわずかで、何の足しにもならない〕ほどの退職金。」⇒雀の涙 (新明解国語辞典:第6版)
ボクは「蚊の涙」も「雀の涙」も見たことがないし、そーゆー程度の退職金すらもらったことがない。かわいそーなボク。
さて、今日8月20日は「蚊の日」なんだそうで。
なぜそーなのかは謎なんだけど、とにかく「蚊の日」なんだそーだ。