いい文章を書く秘訣。(副題『仮面ライダーと私』)

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今日もワンプッシュ、よろしくお願いします! 

やっと「まともなこと」を書けるなあ。

あまりにもイージーなタイトルではあるけれども、イージーだからこそ「今日は真面目にやるもんね!」度が高いと思ってほしい。

イージーとくれば、「イージーライダー」。ブイ~~~~ン、ブイ~~~ン、ブイ~~~~~ン!!!

ライダーはかっこいいが、実はわれわれ「ライター」は、そのかっこいい『ライダー』と字面の上でも紙一重なのだ。そう「ダ」と「タ」の違い。濁点の違い。濁ってないのがボクたち「ライター族」! 

ヤクに手を染めてるライターって見たことないでしょ? そんなお金持ちもあんまり聞いたことないんですよね、この職業で。。。

それはそうと、他人の原稿を「仮面を被って」書くことの多いボクは、何を隠そう自分のことを『仮面ライター』と呼んでいる。名刺にもそう書いている。

かなり前のことだが、秋田空港の売店で妻とウダウダしていた時、本物の仮面ライダーが、上りのエスカレーターに乗って登場したことがあった。

本物の仮面ライダーなのだから、エスカレーターではなく、願わくはオートバイに乗って登場してほしかった。

でも、彼は仮面ライダーに『返信!』いや『変身!』する前の仮面ライダーだった。つまり本郷猛(ほんごうたけし)状態で、素で、登場したのだからまあ許してやろう。

もっと正確に言えば、彼は本郷猛に扮していた「藤岡弘」であった。つまり「黒いどーしても安っぽく見えてしまうビニジャンに身を包んだただの人」であった。

下りエスカレーターがせりあがってくるにつれ、彼はジワジワその姿を大きくしていったが、頂上に来てマックス大きくなっても、彼は意外とちっこかった。ごめん、な~んだ。。。と思ってしまった。

で、その時、ボクはたまたま目が合ったので、名刺交換をしようとたくらんだ。そして勇敢にも藤岡弘相手にその行動に出た。

彼がボクより「おちびちゃん」であったことで、その時、気持ちが優位に働いていたからかもしれない。これはかなり大胆なアクションだった。

『仮面ライダー』の肩書きを持つ本郷、いや藤岡弘と、『仮面ライター』の肩書きを持つボクの名刺交換である。

この強者どもの名刺交換は、なかなか絵になると思った。

しかし、すんでのところでそれは叶わなかった。

なぜならボクは名刺を忘れてきていたし、彼は忙しそうにしてすぐに消えてしまったからだ。

あれ?

今日は「いい文章を書く秘訣」を書くつもりだったんじゃなかったっけ?

忘れてください。次回に期待してくださね。

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