仕事柄、人の原稿をチェックする機会が多い。
表記の揺れはないか?
表記ミスはないか?
助詞の使い方はどうだ?
打ち間違いはないか?
などなど、自分のことは棚に上げて、人の文章にいちゃもんつける。。。
そんなやらし~い、映画『笑の大学』の検閲官サキサカさんみたいな仕事である。
不届きものが人の「不届き」を、えっらそ~に「お前! ここがこう不届きだかんね!」と言っている。
そーゆー、やらしくてえっらそーな仕事をしている自分に、もう一人に純真で素直でかわいらしい自分が言う。
駄目だ、駄目だ、駄目だ、このままでは、お前はとても性格に悪い人間になってしまうよ。
少しは自分の過ちも暴露してみなさんに懺悔なさい。
そんなわけで、ボクは今日、みなさんの前で、自分の過ちを告白します。
いっぱいありますが、取りあえず、今朝の「打ち間違い」をカミングアウトいたします。
それはこういうものです。
水戸黄門さまの名文句。
「この印籠が目に入らぬか!」と打とうとした文章がこうなっていた。
「この陰毛が目に入らぬか!」
それ、入ったら痛いべ! チクチクするべ!
さらに、恥の上塗りでもう一つ。
その文章を消して、もう一回打った文章がこうだった。
「この陰嚢が目に入らぬか!」
それ、入ったら怖いわ。。。