めったにない「おしゃべり賞賛」の言葉。

にほんブログ村 本ブログ 編集・ライター・書店員へ
今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!

口は災いの元。

この言葉が代表するように、「おしゃべり」はあまりよろしくないとされている。

特に男はそうである。

この前、寄席を見に行ったら、三遊亭円楽師匠が、昇太、たい平に対してこう言っていた。

「楽屋で聴いてましたが、どうも男のおしゃべりってえのはカッコ悪いもんですなあ」

お前に言われたくないわ!

確かに「口は災いの元」である。

特に酔った席で発した「おしゃべり」が元で、ボクはどれだけの譴責を受け、失態を演じ、成功を棒に振ってきたか知れない。

ああ、くわばら、くわばら。。。

そんな苦い経験から、ボクはいつしか特定の人しかあまりしゃべらなくなってしまった。

「おしゃべり」=「罪悪」だと思っていた。

しゃべらない代わりに、時々ブログにそれとなく書いた。

そして気を紛らわそうとしてきた。

だが、そのブログに書いたことさえも、時々物議を醸す一因になったりした。

思わぬ敵をつくっていたことを、後で気付かされたりした。

だからもう、しゃべることも、書くこともご法度にしようと思った。

ボクは、自分自身に「禁言令」(別名「お口チャック令」)を発した。

暗~い「おしゃべり冬の時代」が始まったのだ。

しかし、そんな「自主的言論統制」の枠組みは、この言葉によってあっけなく崩壊したのだった!

もの言わぬは腹ふくるるわざなり。

なんてステキな言葉でしょう!
 
いいのね? 

しゃべっていいのね?

しゃべるわよ。

バンバンしゃべるわよ。

え?

もう十分しゃべってるだろって?

。。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です