いろんな「ゲイ」がある。
ベロがよく回る「話芸」もあれば、火の輪をくぐる「曲芸」もある。
同じ「エンゲイ」でも庭木の「園芸」もあれば、歌舞音曲の「演芸」もある。
「一芸」に秀でた人もいれば、「一発芸」や「腹芸」が得意な人もいる。
「学芸会」もあれば「かくし芸大会」もある。
「芸能人」がこれをすると、「芸能人かくし芸大会」になって、「ゲイ」が2つも。
「芸人」「芸子さん」「芸者さん」「芸能人」「羽織芸者」というものもいる。
さてさて、「ゲイ」とは何か?
げい【芸】
1 学問や武術・伝統芸能などの、修練によって身につけた特別の技能・技術。技芸。「―は一生」
2 人前で演じる特別のわざ。演芸・曲芸など。「猿に―を仕込む」
「芸が細かい」
細部にまで注意が払われていて綿密である。することに念が入っている。
「芸が立つ」
一芸に達する。ひとかどの芸がある。
「芸がない」
1 遊芸のたしなみがない。
2 平凡でおもしろみがない。工夫がない。「人まねをするとは―・い話だ」
「芸が身を助けるほどの不仕合わせ」
生活にゆとりのあったころ道楽で身につけた芸を、生計のために役立てなければならないほど落ちぶれること。「芸は身を助ける」を皮肉にいったもの。
「芸は道によって賢し」
何事もその道の専門家がよく知っている。餅(もち)は餅屋。
「芸は身の仇」
習い覚えた芸のために、かえって身を誤ることがあるという意。
「芸は身を助ける」
一芸にすぐれていると、困窮したときにそれが生計の助けになる。
(以上「goo辞書」より引用)
自分に何か「ゲイ」と呼べるものがあるだろうか?
修練によって身につけた特別の技能だって?
カメムシを驚かさずに取る特別な技はある。
「椰子風うどん」といううどんをつくる特別な料理法ならお手のもの。
人前で演じる特別なわざだって?
人前でしゃべったことはある。
人前で歌ったこともある。
だけども、その程度で「ゲイ」と呼べるだろうか?
「芸達者」などと自慢できるだろうか?
いやいや、ボクみたいなのを正真正銘の「多芸に無芸」というのだ。
その点、妻の日本舞踊は立派な「芸」だ。
何しろ年季が違う。
30年以上もやってるんだからね。
ボクもいつか「ゲイ」と呼べるものを身に付けたい!
それが「言葉を操る芸」ならステキだなんだがなあ。。。