毛はあるほうがいいのか?
ないほうがいいのか?
いわゆる「毛の問題」である。
そうすると、大抵の人は「そりゃあ、場所によるわいな」と言う。
あったほうがいい場所は「頭」を筆頭に、中には「顔」とか「胸」とかである。
しかし、これも時代とともに「人気箇所」というものが変わってきている。
特に「腕」とか「すね」とか「胸」の人気はガタ落ちだ。
女性ばかりか、最近の若い男もそーゆーところの毛は抜いているようだ。
いわんや「尻」とか「背中」などは「禁毛区」である。
あってはいけない場所なのだ。
こないだ、温泉の大浴場で、頭部地方は「ツンドラ不毛地帯」なのに、臀部地方は「熱帯雨林地方」のオッサンを見た。
その黒々としたそれがそっちじゃなくて、その寒々としたのほうにあったらなあ。。。
と、誠にザンネンに思った。
どーも毛の問題は、非常に不条理な問題を抱えているようだ。
ところで、ボクはこの町内会で「文教部長」をやっている。
えへん!
昨日、ボクの上司に当たる役職の方が見えた。
彼は半ズボンを履いていた。
見るともなしに、すねを見た。
すると、毛が全然なかった。
ツルツルの足。
ボクはこう思ったものだ。
「リカちゃんの足だ!」
そう、セルロイド人形の足だったのだ。
「ああ、役職負けしている」
そんな訳の分からない優越感に浸っているボクだった。