言葉不要論。

今日あるラジオのお話を聞いていて、涙が出て止まらなかった。

今でもまだ残尿感、いや「残涙感」がある。

話の中身はさておき、ボクはある大きな事実を突き止めた。

それは表題の「言葉不要論」である。

つまり、人を心底感動させるには言葉など要らないということだ。

どーゆーことかというと、

ボクは、話者が感極まって思わず「絶句」してしまった「たった3秒」のところで、ぶわ~~~っと泣いたのだ。

そこまでは何とか堪えられていたのに、言葉が切れた途端に、ぶわ~~~~っと泣けてきたのだ。

涙のダムを仕切っている「涙腺という関所」。

話者とボクとの間に、その関所の共有化が一気に進んだのだ。

その結果、「話者も泣き、われも泣く」という事態が現出したのである。

いわば「感情ダムの一斉決壊」である。

もう一つの理由は、この話をテレビで見たのであれば、こんなにもボクは感動はしなかっただろう。

ラジオという「耳だけ」の感覚器官から、ダイレクトに脳に入った情報だからよかったのだ。

目は口ほどにものを言う、というが、耳は目以上にものを言うようだ。

そんな原則原則を発見したのだが、「言葉不要論」はいささか大げさだったかな?

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