言いたいことを先に言っちゃえ!

続きです。

「いい文章」とは「相手に伝わる文章」と言いましたね。
そのためには、まず(1)「誰に何を伝えたいか」を1行でまとめること。(主題の整理)が大事だと言いました。
次に大事なことを言います。

(2)結論から先に伝える。

これが日本人はなかなかできません。
言いたいこと、結論を先延ばしにし、最後はモニョモニョになって終わり。
ビジネスの世界でさえ、そういう人が実に多いです。
英語と違って、日本語の文法そのものが、すでにそういうロジックでできているわけですが、それでは、日本人独特の「あいまいな優しさ」のようなものを表現することはできても、「ものを伝える」という本来の目的は全く果たされません。

「あとは、何となく雰囲気で分かってくれたまえ」「何となく言いたいこと分かるだろ?」では、あまりにも無責任です。

「私が言いたいのは、これこれこーゆーことです」
まずは、そう言い切ってから、その理由を述べていく習慣をつけましょう。

これは文章を書く場合に限らず、口述の場合でも同じです。
そういう話し方を身につければ、会社の会議の場でもあなたは「できる人間」になれます。
会議時間の短縮にもなります。
冗長で意味のない話は、それだけで時間の無駄。自分だけならいざ知らず、相手の貴重な時間を奪うことになるので要注意です。

次回は、より効果的な伝え方を学びます。

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