国会中継が、おばあちゃんが新調したトランジスタラジオから流れている。
政治の舞台はなかなかやかましい。
野次や怒声の響く中でしゃべるのは大変だろうな。
こういう時耳が不自由なら助かるだろうな。
そんなことを思いながら、アントニオ猪木議員(議員なんだよな)の「元気ですか!」を聞いた。
彼に「元気ですか!」と言われても、こっちは激しく萎縮するだけだ。
「そうでもないんです・・・」と言えば、間違いなくあのビンタが飛んでくるから。
だから、仕方なく皆、萎縮しながら「元気です!」と言うわけだ。
シュリンク元気。。。
余談だが、『ラブレター』という映画で中山美穂が演じた女の子が、山で遭難して死んだ恋人に向かって(つまりは山に向かって)「お元気ですか~!?」と叫ぶシーンがある。
あのシーン、ボクたちはふざけて「おげんこですか~!?」みたいに呼び合う性癖があるのだがそれはいい。
それはどうでもいい。
それはともかく「政治」という言葉は、どうだろう、今や「3K」を意味する言葉に成り下がってしまったのではないだろうか 。
金、汚い、気持ち悪い。。。
まだまだある。「けしからん」「こりごり」。。。
いつからそうなったのか?
「困った」もんである。あ、つごう6Kになっちゃったよ。
せいじ【政治】
住みやすい社会を作るために、当局者が立法・司法・行政の諸機関を通じて国民の生活を指導したり取り締まったりすること。(新明解国語辞典:第4版)