ことば【言葉】
①その社会を構成する人びとが、思想・意志・感情などを伝え合うための記号として、伝統的な慣習に従って用いる音声。また、その音声による表現行為。
〔広義では、それを表わす文字や、文字による表現及び人工語・手話語をも含む。〕
今日4月26日は 「L・ウィトゲンシュタイン」の誕生日である。
ボクは彼の多くを知らないが、「語りえぬものについては,沈黙せねばならない」という衝撃的な言葉で終わる『論理哲学論考』はあまりにも有名だ。
有名だが、これはあまりにも難しそうで、いまだ読み解くには至っていない。
したがって語り得ない。語り得ぬものは沈黙せねばならない。
そんなわけで、ボクはこれで沈黙する。
さようなら。。。
とはいえ、何か書かねばあまりに読者に不親切だ。
以下、彼についての引用だ。
ウィトゲンシュタインは生前、一冊の書物、一篇の論文を公刊したにすぎない。しかし、彼はまぎれもなく20世紀の思想史に屹立する天才であり、われわれは彼の書に幾度でも回帰しなければならないであろう。
ウィーン生まれの彼の名を広く知らしめたのは、第一次大戦前ケンブリッジでのラッセルとの交流から生まれた『論理哲学論考』(1922)であり、そして〈言語ゲーム〉という思考を経て、その後の彼の哲学的発展を示す第二の書物『哲学探究』(1953)が公刊されたのは、彼の死後のことである。
『論理哲学論考』はウィトゲンシュタイン(1889-1951)が生前に刊行した唯一の哲学書である.体系的に番号づけられた短い命題の集積から成る,極限にまで凝縮された独自な構成,そして天才的な内容.まさに底知れぬ魅力と危険をはらんだ著作と言えよう。
これを読んでも何が何だかさっぱり分からん。
沈黙することにする。
ごきげんよう。。。