今日7月24日は、よしもとばななの退場日だそうである。
違った、誕生日だった。「退場日」ってなんやねん! どっからどう退場すんねん! って突っ込まないでね。単なる打ち間違いだから。
よしもとばななといえば、何と言っても『白河夜船』だろう。
こんな解説がある。
植物状態の妻を持つ恋人との恋愛を続ける中で、最愛の親友しおりが死んだ。
眠りはどんどん深く長くなり、うめられない淋しさが身にせまる。
ぬけられない息苦しさを「夜」に投影し、生きて愛することのせつなさを、その歓びを描いた小説。
映画にもなっている。
しらかわよふね【白河夜船】
熟睡していて何が起こったか全く知らないこと。しらかわよぶね。
〔京都を見物してきたとうそを言ったものが、名所白河について尋ねられ、てっきり川のことだと思い、夜中に船で通ったから知らないと答えた話に基づくという〕
妻は今朝、腕を数カ所真っ赤に腫らして起きてきた。
そして、「蚊に4か所食われた」と言った。
こういう人を「白河夜船」を絵に描いたような人と言うのだなあ、と感心した。
それから、「京都見物をしてきたとうそを言ったもの」で身につまされたことがある。
おとといのブログ『オランダへ行ってきましたよ』に、
「ホントにオランダ行ったのかよ、すげえな!」
というメールがあったりしたのだ。
でも、あえてそのノリに応えるならば、ボクはこう言わねばなるまい!
「そうですよ、とってもおいしい塩味のおせんべいでしたよ!」
これが「オランダせんべい」の語源ですよ。
・・・・・・。
あのう・・・・
全部、うそですからね。
あの写真は合成ですからね、念のため。
だからだから、行ってませんって!