社会的か?
反社会的か?
その基準は時代とともに変わる。
それを表す言葉もしかり。
例えば、かつて「入れ墨」は反社会的勢力を示す代表選手だった。
しかし、今はオリンピックを見ていても分かるとおり、別にフツーになった。
「タトゥー」と呼ぶことで、かつての「任侠」がいきなり「ヒップホップ」化した感がある。
温泉施設などに掲げてある「入れ墨お断り」の札が、人権侵害と言われる日も近いような気がする。
かつて「反社会的勢力」の代表格だった「入れ墨」の威光は、今や見る影もない。
ところで。。。
逆に「社会的勢力」を示す代表的言葉は何だろう?
換言すれば「反社会的じゃないことを如実に表す言葉」。
最近、レジで「レジ袋要りません」の札をカートに入れながら思っていることがある。
ボクたちってなんて「エコ」なんだろう。
レジの人に「ご協力ありがとうございます!」と言われながら、思うことがある。
ボクたちって実に「社会的」だなあ。
そうだ。
この「エコ」こそが、現代の「社会的勢力」を表す言葉、つまり「反社会的じゃないことを如実に表す言葉」なのではないだろうか?
付言すれば、ボクたちはクルマを持っていない。
時々カーシェアリングを利用するだけで、普段は歩くか、さもなければバスなどの公共交通機関を利用している。
これも「エコ」ではないだろうか?
エコとかオーガニックとか、ボクたちはごく自然に、そーゆー暮らしを実践しているわけだ。
えっへん!
こんなボクたちを「反社会的勢力」などとは呼ばせない!
などとエラそうに言ってますが。。。
正直に言えば、
レジ袋2円の節約、クルマにかかる経費の節約、もちろん、それがそもそもの理由だったわけですけどね。