自称「言葉のプロ」とうそぶいていながら、いつも「あ~あ」と落胆させるような記事ばかりですみません。
今日こそは! と思いながら、今日もまた! になりそうです。
まあ、ヒマな方だけ読んでください。
ボクは「切り込み」が大好きだ。
今朝も食べた。
ボクの言うところの「切り込み」とは、この辺に伝わる郷土料理の切り込みである。
具体的には「ニシンの切り込み」。
ニシンを包丁で「切り刻んたもの」に鷹の爪の細かいのを入れて、米麹と塩で漬け込んで塩っ辛く熟成したもの。
これはもうサイコーにご飯に合う。日本酒にも合う。
そして安い。
デパ地下でも150グラム200円を切って売っていた。
そんなわけで、ボクはこの「切り込み」というものが大好きである。
ヒジョーに奥の深い食べ物だ。
さて、切り込みに似た言葉に「切れ込み」がある。
こちらは、別の意味で奥が深い。
こちらの「切れ込み」は食べ物ではない。
どちらかというと「観るもの」かもしれない。
中国料理屋さんでよく見る、スリットがグッと切れ込んだチャイナドレスもいいね。
切れ込みからのぞく、お姉さんのスリムなおみ足が好きだ。
それからビキニの切れ込みも好き。
もうこれ以上切れ込めません、というぐらいのエキサイティングな切れ込みはすごく好きだ。
「お嬢さん、痛くないですか?」
そう聞きたくなるくらい痛々しいけど、やっぱり好きだ。
ニシンの切り込みの切り身大の大きさに切り込まれた小さな水着の「切れ込み」が好きだ。
「寒くないですか? そんなんで」
そう声を掛けたくなるくらい、寒々しいけど、やっぱり好きだ。
おっと、「切り込み」に斬り込むつもりが、「切れ込み」に斬り込んじまったぜ。
やっぱりな。。。と、笑わんでくれ。
いつものことだ。