「つるむ」という言葉。
動物が「交尾する」こと。
江戸時代の盗人言葉で「共犯する」こと。
暴走族行為やツッパリ仲間と「一緒に悪いことをする」こと。
単に「連れ立て何かをする」こと。
時代とともに、「つるむ」はいろいろ用い方が変化してきた。
現在は、積極的な意味でも消極的な意味でもなく、善行でも悪行でもなく「仲間と一緒にいる」こと自体を指す。
SNSなどを見ていると、近年はやたらと「つるむ」人種がいることに驚く。
つるむ対象は無限にあり、一人で何十種類もつるむことができる。
何千人も何万人もの人とも「つるむ」ことができる。
世の中「つるみしんご」だらけだ。
あ、つるみしんご(鶴見信吾)っていう俳優いますよね?
でもボクは違う。
つるみたくない人種なんです。
できるだけつるまないで生きていたいんです。
どうか、これからは「つるまないしんご」と呼んでください。