今から書くことはものすご~く恥ずかしいことだ。
いろんな意味で恥ずかしいのだ。
今どきの芸能事情を知らないという意味でももちろん恥ずかしいが、実はそんなことはもうとうに慣れっこになっている。
特に妻は「南海キャンディーズ」の山ちゃんすら知らなかった。
ちゃっかり「真理さんへ」などと書いたサインまで頂きやがった。
それはそれとして、とにかく最近(といっても「ギター侍」「青木さやか」辺りまで)がギリギリ分かる程度で、あとはもう、歌、お笑い、芸能、バラエティー系全般に関しては、何も知らない化石の2人である。
芸能方面、偏差値15の2人である。
で、恥ずかしいことというのは、何を隠そう「関ジャニ」のことである。
どーやら「関ジャニ」は有名な人たちのようで、こうしてワードの変換機能でも4番目に出てきた。
ちなみに1番は「患者に」、2番は「間者に」、3番は「冠者に」である。
すごい! グループ名が並み居る「往年の言葉群」の中で4番目に出てくるなんて!
さすがにボクも名前ぐらいは知っていた。
ところが、妻は知らなかった。
いや正確には、知っていたが間違っていたのだ。
彼女はこう言った。
「ああ、知ってる、それ。せきジャニでしょ!」
せきジャニ?
これは、下手に知らないよりも恥ずかしいと思った。
その人の名誉に懸けて誰とは言わないが、かつて「青春の門」のことを知ったかぶってこう言った人を思い出す。
「ああ、五木寛之の青春のかどね」
。。。