人はなぜ書くのだろう。
ボクもこのコーナーのブログだけで350回くらい、どうやら書いているようだ。
他にも『バツベンブログ~もう一回』はかれこれ100回かな?
『ことなひまめのオッペケペーですっとこどこいな日常』というブログにいたっては、なんと7年間で6,000回も書いている。
ボクはなぜ書くのだろう。
こんなにも狂ったように。
万年筆のPILOTのかつてのコピーにズバリその答えがあった。
「言えないことが多いから、人は書くのだと思う」
なるほど。
そーか、ボクは人に言えないことの塊なのかもしれない。
でも、よくよく考えてみると、妻とはそれこそ機関銃のように倍速コマ送りのように、ようしゃべる。
妻の場合は、ここでいうところの「人」に入っていないのかな?
あるいは、そうはいえ、日中はほとんど口を利かないで仕事をしている。
もっとしゃべりたいから書いているのかな?
それはそれとして、今の世の中はなかなか「言いたいこと」が言えないと思う。
なんというか「拡散」が怖い。
なんというか「炎上」が怖い。
なんというか「ソーシャルメディア」が怖い。
そんな時代になったもんだ。
「オレこのラーメンの味嫌いだな!」
と思っても、そんなことが言えない。
仮に言うとしたら、「A市のH面の通りにあるP点のRの大盛りとGザを食べたがまずかった」という具合。(知る人には全部分かってるだろうけど)
そんなわけで、イニシャルを多用して話すしかない。
昔はもっと言えましたよね。
どうしてこんなに言えなくなっちゃったんだろうね。
「物言わぬは腹ふくるるわざなり」と言うではないか。
もっと言いましょうよ、みんな。
このままではストレス社会がもっとストレス社会になってしまうよ。
憤死する人が続出するよ。
もちろん、プライバシーの配慮をするのは今も昔も当たり前だけど、もっと言いたいことは言いましょう。
ボクはもっともっと書いていきますよ。
自分の「精神衛生」ためにね。