今、窓の向こうに、チャッチボールをする少年が見えた。
正確に言うと、ボールを取り損ねて拾いに来た少年だが。
この子、大きくなったなあ。
ボクたちがここに来た2年前はもっと小さかったのにな。
そうか。
少年は大きくなるんだった。
先日、かつて住んでいた土地にお彼岸で行ったのだが、その頃、よく遊んでいた幼稚園と1年生の年子の女の子たちがいた。
ケイドロとかやったなあ。
その子たちは、お姉ちゃんは大学2年生、妹も今年大学に合格したらしい。
いやあ、早いなあ。
本当に早いもんだなあ。
成長が早いなあ。
かく言うボクは、成長が遅いなあ。
サックスもさっぱり上達しない。
とはいうものの、ここ半年とにかく練習だけはやっている。
そうすると不思議なもんで、やっぱり成長のスピードは鈍いけど、それなりには上手くなっている。
それだけは確かだ。
あの子たちのように画期的に成長はしないけど、確実に上達しているのだ。
理想の姿はあと5年先かな。
いやもっともっと先かもしれないけど、それでも、少しずつ頑張ろう。
そのためには、1日にちょっとでもいい、必ず練習することだ。
これはサックスに限ったことではない。
文章が上手くなるためにも同じことが言える。
少しずつでも、毎日書くこと。
それしかない。