どうしてかは分からないが、今日4月12日は「パンの記念日」なんだそうだ。
パン〔ポ pan〕
小麦粉を水でこねて発酵させ、焼いた食品。欧米諸国などで、常食とする主要な食品。「人はパンのためにのみ生くるにあらず」(新明解国語辞典:第6版)
「パンは好きか?」と問われれば「好きです」と言うだろう。
でも、「パンとご飯とどっちが好き?」と問われれば、間違いなく「ご飯」と答える。
一時期、家庭用パン製造器をもらって、朝にタイマーをセットして焼きたてのパンを食べていたことがあった。
確かに焼きたてのパンは美味かったが、でもあれは、よっぱど時間に余裕がある人でなければ続かないということが分かってやめた。
さて、パン。
最近、親父の病院へ行く機会が多いのだが、入口の真正面にパン屋さんがある。
違う病院でもそうだった。
どうして病院とパン屋さんがセットになっているのだろうか?
いつからそういう組み合わせが定着したのだろうか?
多分こういうことなんじゃないのかな?
それでなくても陰気くさい病院の空気を、焼きたてのあのパンの酵母の香りが払拭してくれてるんではない?
きっとそうだと思います。確かにそういう点で一役も二役も買っている。
それでなくても神経が過敏になってささくれ立っている家族の気持ちを、あれは確実にほぐしてくれる。気持ちを落ち着けたくて、妻とあそこでキャラメルラテを何杯飲んだことだろう。
あのパン屋さんはきっと儲かっている。目の付けどころがいい。
病院とパン。...ナイスな組み合わせだ。
この組み合わせの成功事例をまねて、こんな組み合わせはどうだろう?
火葬場とパン屋さん。
葬祭場とパン屋さん。
お寺とパン屋さん。
・・・一笑に付されたようですね(笑)。
パンのことを書いていたら、無性にパンが食いたくなってきたが、今日はあいにく在庫が切れている。ザンネン!
最後に、パンとくればやはりこの方を忘れちゃいけないだろう。
マリー・アントワネット・ジョゼファ・ジャンヌ・ド・ロレーヌ・ドートリシュ。
フランス国王ルイ16世の王妃で、フランス革命中の1793年に刑死した。
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」
これはいろんな意味で名言だと思う。
今日はパンはないが、そういえばケーキがあった。
ケーキを食えばいいんだ。(ってそういうことじゃないか)